追悼・津川雅彦

おもちゃ屋グランパパと津川雅彦の想い

 

おもちゃのグランパパ、創業者であり名誉顧問の俳優・津川雅彦は2018年8月4日 享年78歳にて逝去いたしました。ここに心から哀悼の意を表すとともに、謹んでお知らせ申し上げます。

 



グランパパ40年の節目に

グランパパは2018年で創業40周年を迎えます。外国のおもちゃは今でこそ珍しいものではありませんが、当時は質のよいものを見つけ出すところから、作り手との交渉、輸入まで、すべて手探りで道を拓いてきたのが津川雅彦でした。





愛情を伝えるということ

愛娘への愛情から始まったおもちゃ屋という商売ですが、そこには俳優として、エンターテイナーとして人々を楽しませたいという想いも込められています。

 



その想いは永遠に…

グランパパでは質のよい安全なおもちゃをご紹介するだけでなく、その伝統を守り・受け継いでいきたいという強い想いがございます。親子の愛情が脈々と受け継がれるように、素晴らしいおもちゃとその技術を次の世代に伝えていきたい…
津川雅彦のその想いはこれからもグランパパとともに受け継がれていくことでしょう。





最後に 津川雅彦からのメッセージ

これからご紹介する文章は、グランパパでおもちゃをお求めいただいた方すべてにお渡ししている津川雅彦からのメッセージです。多くの皆様から頂戴した哀悼のメッセージへのお返事として、ここにご紹介させていただきます。


ALWAYS SANTA

12月24日の夜、良い子にはおもちゃを与えるサンタクロースは、『お父さん』のシンボルです。枕元におかれるおもちゃは『遊び』のシンボル。このストーリーは”父が子と遊んでやる”ことが一番大切なのだと、世界中に知らしめている素晴らしいおとぎ話なのです。

アイヌの習慣にも父が木を削って作り上げたおしゃぶりを、赤ちゃんの誕生と同時に手渡す儀式があります。渡す手、握りしめる手、おもちゃを通じて、父と子の心と心が最初に結ばれる瞬間です!! 言葉などいらない本物のコミュニケーションの始まりです。
まっ白なキャンバスともいえる「赤ちゃん」の「心」に何を描くかは3歳までのご両親の子育てにかかっていると言っても過言ではありません。特に天才的な感性を持った幼児期のおもちゃの影響は絶大です。
赤ちゃんは『遊ぶ』ことで、好奇心が発達し、情緒が豊かになり、気力が溢れる魂を宿します。『遊び』はママのミルクと同じく大切な心の”栄養”です。
もしクリスマスにしか遊んでくれない『パパ』だったら、赤ちゃんの心は栄養失調になってしまう!!

私は”ALWAYS SANTA”(いつも遊んでくれるパパ)こそ『偉大なお父さん』だと気付き、『グランパパ』と命名しておもちゃ屋を誕生させ約40年、「心を育てる」木のおもちゃを提案し続けて参りました。赤ちゃんは木のおもちゃから大自然の「気」と「温もり」を、心いっぱいに吸い込みます。
これからもグランパパは遊びを通じて「心の子育て」のお手伝いをさせていただきたいと切に願っています。

津川 雅彦

 


グランパパ39年のあゆみ

グランパパ創業時からのエピソードはこちらでご紹介しております。

津川雅彦が遺した
グランパパオリジナルのおもちゃ

オーナーとして目利きし、開発も手掛けたオリジナルのおもちゃたちです。



※当サイトに掲載されている個々の情報(文章、写真、イラスト、画像等)は著作権の対象となっています。無断転載・引用はお断りいたします。 また、まとめサイトへの引用も同様に禁止いたします。

※Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.


ページトップへ